こんにちは!コーチングカードTOILABです。
今回は、よくいただくご質問でもある「オンラインでTOILABを使いたいのですが、どうしたらいいですか?」に答える記事にしたいと思います。実はTOILAB、オンラインでも沢山ご活用いただいているんです!ただ、そのことを発信しておらず、申し訳ありません。
あらかじめ記事の内容をバラしてしまうと、基本的には「カードを画面上で相手に見せてコーチングを進める」が、オーソドックスな使い方になります。
ただ、色々な工夫の余地があります!ので、ご紹介します。
なお、お写真などを積極的に集めていなかったので、イラスト付きの記事となっております。
使い方① カードを画面で見せてコーチングする
GROWモデルのコーチングカードにしろ、その他のカードにしろ、画面にカードを見せ、問いを読み上げてコーチングするスタイルです。 カードを見せながら行うと、コーチとクライアントと、そしてもう一つ「カード(の問い)」という存在が介在することになります。これにより、カード無しで行うセッションよりも、コーチとクライアントの関係が「協働関係」(よりフラットで、協力し合える関係)になりやすくなります。
コーチは、カードを介在させたコーチングのおかげで、カード無しのセッションとは異なる、刺激ある時間を提供できたり、カードにコーチングの一部を任せることで、余裕を持ってクライアントの話を聞けるはずです。
クライアントは、画面越しに見せられたカードのおかげで、「問いかけに集中しやすい」「問いを忘れにくい」などの効果を感じながらセッションに集中してくれるはずです。
使い方②カードを「カンペ」のようにして使う
オンラインだからこその使い方はこれです。コーチングにまだ自信がない方にとっての「台本」になってくれるのがTOILAB。オンラインセッションの前に、質問とプロセスをおさらいしたり、あるいはPCの周りにカードを置いておき、それらを確認しながらコーチングする方法もありです。
クライアントにはカードの存在はわからないものの、コーチ側は「台本」の存在によって、より安心して、クライアントの話をしっかりと受け止めることができたり、自分ではなかなか使わない質問を、カードを見ながら問いかけることができます。
使い方③セッションの一部にカードを登場させる
すでにコーチ活動をしている方も、セッションの一部にTOILABを掛け合わせていただくことで、日頃と異なる問いかけをクライアントに提供できるかもしれません。
例えば、「Power Questions」(パワフルな問い)を、通常のコーチングセッションの一部(特に後半)に入れるのも、刺激的かつ効果があります。コーチが、クライアントに聞いてみたい質問を選んで問いかけます。
あるいは、カード数枚を”模様側をクライアント側に見せて(=問いは見せずに)”「どのカードを引きたい?」と尋ねながら、クライアントにカードを選んでもらうこともできます。こうすると「出てきたカードにはどんな意味があるのかな?」と、偶然出てきた問いから、意味づけを考える時間になります。
もしくは、”質問側をクライアントに見せて”「どの問いと向き合うのが、自分にとって今一番良さそう?」と、促すこともできます。
今回はこんなところです!
ということで、オンラインでのTOILABカードの活用法をご紹介してみました。
変わり映えしないかも、しれませんが、、
使い方①カードを画面で見せてコーチングする
使い方②カードを「カンペ」のようにして使う
使い方③セッションの一部にカードを登場させる
の3つを書きました。
③に関しては、コーチが自らカードを選ぶこともできますし、クライアントに選んでもらうこともできます。
まだこの先、オンラインでの活用法のアップデートのご紹介ができたら、と思います!