(アイキャッチは2023/8/4 TOILABお披露目パーティの記念写真)
コーチングカードTOILAB(問いラボ)に対する想いを書き留めている本ブログ。
前回は、TOILABを思いついてから形になるまでを綴りました。今回は、印刷に出してから出来上がるまで、そして発売までのことを振り返ってみます。
2022/12/6にTOILABのアイデアを閃いてから180日。2023/5/10にようやく納得いく形に着地。その後は、カード制作会社さんに入稿するという作業に進みます。
ちなみに発注数は1,000個に決めました。これは、お届けするTOILABの単価を「誰にでも手に届きやすいもの」にするための「ロット数」が必要だったからです。今振り返るとかなり無謀な発注数だったと思いますw。売れるか全く未知数なTOILABを最初から1000個発注したわけですから。
さて、印刷会社さんにデータを全て提出した数日後「簡易校正」という作業に進みます。これは、印刷したデータを実際に受け取り、色味のチェックと合わせて、文言にミスがないか?の最終確認をする作業です。
この校正用紙を受け取った時、感動しました。
「色味が狙い通りに出ている!」と確認できたからです(嬉泣)。
さて、目を凝らして校正作業。すると、、、間違えが見つかりました!
あーーー!怖っ!無事に修正して「校了」のご連絡。
ここから1ヶ月後にTOILABが完成します。
合わせてこの間に「説明書」の作成にようやく着手。これはまた別の印刷会社さんに印刷を依頼。
まず原案を私が作り、それをレアちゃんに渡し、デザインに落とし込んでもらいました。
(これを・・・)
(こうしてもらった!)
あまりにもTOILAB本体のデザイン調整に時間を要したため、説明書作りは納期まで時間がなく、徹夜して滑り込みました。
そうして無事に出来上がった説明書を、カード制作会社さんに納品→カードの箱に入れた状態で包装してもらう、という流れです。
ということで、2023/6/28。納品の日が来ました。
トラックで、、、
1000個のTOILABが、我が家にw
(開封の様子)
ここからは、このダンボールの山と共に生活です。
また、実際の発売よりも一足早い7/1、TOILABの開発にご協力いただいた仲間を招いてお披露目とワークショップを開催させていただきました。完成を心待ちにしてくださっていた、そして遠くは北海道から駆けつけてくださった皆様には感謝しかありません。
(TOILAB制作の立役者、レアちゃん息子さん。その奥は、これまたご自身の事務所でTOILABを試験的に使ってくれたナオさん)
(お披露目ワークショップの様子)
(みんな、ありがとう!)
***
こんな風に、周りの方にたくさんご協力いただいてきたTOILABなのですが、手厳しいご意見もいただくことになりました。
それは、
「AIの時代に、カードなんて」というお言葉。
もっともなご意見だとも思いました。
それでも、TOILABの開発過程で、カードを囲んで気づきや感動が生まれる、参加している人同士の心が通じ合う場面を目の当たりにしてきたことも、私にとっての大事な事実です。
AIではなく、カードであるからこその「存在価値」というものが必ずあるはず。
その「なぜ、カードなのか?」という「存在価値」の答えを探しつつ、うまく言語化できないまま、不安な気持ちも心に残しつつ、2023/8/4にリリースの日を迎えました。まだ、世の中にどうTOILABが届いていくかもわからないながら、とにかく完成したことをお祝いしてくれたお仲間の皆様に囲まれて、とっても幸せなひと時でした(涙)。
おかげさまで、リリース日のパーティは想いが募り過ぎて飲み過ぎ、パーティの後半は記憶がありませんw
続く!